令和2年12月 幸手市議会一般質問(坂本達夫)と幸手市の答弁

「家に帰りましょう」の放送は子供たちの声で、について

夕方4時になると防災無線から女性の声で「良い子の皆さん・・・早く家へ帰りましょう」という放送が流れてくる。この放送を子供たちの声で流していただきたい。
放送する子供たちは、自分の声が市内に流れることにより、自分は地域や社会に役立っていると自信を持つことでしょう。また、子供たちの声は明るく、素直で聴く人の心を穏やかにする効果がある。
市には、子供たちの活躍の場を用意するだけでなく、市民の心を癒すこの取り組みを実施していただきたい。

市長・教育長答弁:
学校での学びの成果をアウトプットできることは、児童生徒の活動の機会が広がり、自信と誇りをもつとともに、学びの有用感や自尊感情を高めることにつながるものと考えている。また、自助・共助・公助の意識を醸成することにもつながり、防災教育や意識啓発を推進する上でも、その意義はあると認識している。
防災行政無線を子供の声で放送することで、どのような効果や反応があるのか、試験的に行うことも念頭に検討したい。

市長・教育長答弁を聞いて、坂本達夫の意見:
いいと思われること、意義があることは早くやっていただきたい。早くやることは、子供たちにとっても、市民にとっても喜ばれることですから。

幸手駅西口駐輪場の環境の改善について

杉戸高野台駅には、幸手市営の駐輪場があり、1月500円で自転車が預けられる。しかも駅に近い。
幸手駅西口はどうか。無料ではあるが、駅から遠方で、屋根がない。地面は砂利敷きで、自転車は転倒しやすい。
西口駐輪場は、杉戸高野台駅の駐輪場に比べ、あまりにも条件が悪い。市は西口駐輪場の環境の改善をする考えはないか伺います。

市民生活部長答弁:
市は、平成31年3月に幸手駅西口に駐輪場を開設した。広さは約400㎡、照明あり、砂利敷き、屋根はない。駅まで約300m、1日の利用は約100台あるので、駐輪場開設の効果はあると認識している。
市では、西口駅前付近に駐輪場を整備する計画はない。また、この付近に民間駐輪場が開設されるという情報もない。当面、この駐輪場が西口で利用できる駐輪場である。
駐輪場の環境の改善は、利用の状況や周辺開発の進捗を見ながら検討していきたい。

市民生活部長答弁を聞いて、坂本達夫の意見:
幸手駅西口は、平成31年3月に市民の永年の夢を実現する形でオープンした。よって西口は、市民が利用しやすくなるよう、市には環境の整備をお願いしたい。駐輪場はコンクリート敷で、屋根があることは最低条件と考えている。今後も幸手市には、粘り強く駐輪場の環境の改善を要望していきたい。