活動ニュースNo.8 令和4年2月発行(幸手を元気に!)

耐震上問題のある市役所本庁舎について

本庁舎は昭和42年8月に完成し、既に54年が経過しています。平成23年、市は耐震診断を実施しました。結果は、大きな地震が来れば本庁舎は耐えられないとのこと。その後市は、平成31年2月、本庁舎を建て替える方針を示しましたが、現在まで何ら改善することなく使用しています。
 市民や職員の命に関わる問題なので、直ちに耐震補強工事を実施すべきです。所見を伺います。
 また、方針決定に時間を要するならば、当面は本庁舎を使用しない措置を取れないか、伺います。

総合政策部長答弁:

 市役所本庁舎の整備につきましては、庁舎機能や規模など、庁舎のあり方について検討を重ねております。
 質問の耐震補強については、工事実施後の使用可能年数等を勘案し、工事は行わず、建て替えの方針です。
 また、別の公共施設に行政機能の移転も考えられるが、移転先の検討等にも時間を要することから、庁舎建て替えに向けてスピード感を持って取り組んでまいります。

坂本達夫

総合政策部長答弁を聴いて、坂本達夫の意見:

 市民や職員の命を大切にするならば、第一に本庁舎を使用しない措置を取るべきです。利用できるスペースは、ウエルス幸手や公民館など複数にあります。
 市は庁舎建て替えに、スピード感を持って取り組んでいくと言っているが、スピード感があるとは思えません。

県が行っている倉松川の改修工事について

工事の進捗状況と洪水の軽減について伺います。

建設経済部長の答弁:

 国道4号幸手橋から県道幸手久喜線付近の倉松川起点約900m区間の改修工事の進捗状況ですが、現在は用地測量が完了し、物件調査を行っています。その後、用地買収、補償交渉となります。すでに一部で工事が実施されており、令和2年度3年度にかけ、幸手駅西口部分の川幅を拡げる工事を実施しています。工事の完了は、幸手橋や志手橋の架替え工事もあり、15年〜20年後とのこと。
 工事完了により、主に中5丁目地区の浸水が軽減されるものと考えています。他の地区においても一定の効果があると考えています。