活動ニュースNo.13 令和6年3月発行(幸手を元気に!)

地震に弱い市役所本庁舎は、使用禁止と!

坂本質問:
 2024年元旦、能登半島地震が発生した。石川県輪島市では、震度7を記録し、市民が建物に押し潰され、多くの尊い命が奪われた。
 幸手市において、同じクラスの地震が発生すれば、耐震上問題のある市役所本庁舎は、倒壊の可能性が高い。市民、職員の命に関わる問題が発生するという認識は市長にあるか伺う。今すぐ本庁舎を使用禁止とすべきと考えるが、市長の考えを伺う。

木村市長:

 市民や職員の命を守る認識は、市長である私は十分に持ち合わせている。本庁舎を使い続けることも、危機管理上好ましくないことは認識している。しかし、すぐに移転先を見つけることも困難である。基本構想策定の中で、移転先、その必要性の要否について検討する。

坂本達夫

木村市長の答弁を聴いて、坂本達夫の意見

 市民や職員の命を守る認識があれば、今すぐ本庁舎を使用禁止とし、ウエルスやアスカル等既存施設を活用すべきである。
 本庁舎に耐震上問題があると分かったのが、2011年11月である。これまでの12年間、何の対策も取らず、庁舎を使い続けてきた。
 地震はいつ発生するか分からない。最悪の事態を想定し、市長は市民、職員の命を守るという決意が必要である。地震に対する木村市長の本気度が、問われている。

幸手市が進めている新庁舎建設計画について

坂本達夫

坂本達夫の意見 

 今、幸手市は新庁舎建設に向け事業を進めている。私は、次の理由により新庁舎建設計画に反対する。
 ①新庁舎建設は、大きな事業である。大きな事業は、その必要性を分かりやすく、市民に説明する必要がある。昨年行われた市長選挙においても、木村市長の選挙公約の中に新庁舎建設は入っていないので、なおさらのことである。
 ②現在の本庁舎をどうするかという課題をそのままにして、新庁舎を検討することは問題である。現在の本庁舎をどうするか、市長は方針を示すべきである。
 ③財政的に苦しい幸手市において、財政上の解決策を示さず新庁舎を建設することは問題である。借金を次の世代に回すことになる。